「Wordpressは検索に強い」と言われて開設したものの
- アクセス数がちっとも増えない…
- 記事はたくさんあるのにPVが比例してのびない…
- 集客に繋がっていない…
- ただの名刺代わりになってる…
こんな風に悩んでいませんか?
WordPressの強みを全くいかせていないと相談を受けることがあります。実際にサイトを見せていただくと、200〜300記事もあるのに月間のPVが数千PVしかないなど、もったいないと思うことが少なくありません。
必要なアクセス数はブログのテーマやターゲットによって変わるので、アクセス数が少ない=だめ、というわけではありません。でも、そもそも記事にたどり着くユーザーがいない、集客に繋がっていないのは問題です。
で、そんな人にどういう風に記事を書いているかを聞くと、みなさん、書きたいことを好きなように書いてるんですね。
特に、アメブロからワードプレスに移行した人に多い傾向のように思います。
SNSでシェアして読んでもらうならいいけれど、好きなように書いた記事を、検索からどうやって見つけてもらうんでしょうか。ユーザー行動をイメージ出来ていませんよね。
だから誰にも見つけてもらえず、記事だけが溜まっていく状態になってしまうんです。
じゃあどうしたら検索流入を増やせるのかですが、検索経由でブログを読んでもらうには、良質なコンテンツ(記事)が必要と言われます。
情報を知りたいときや問題を解決したいとき、検索をしますよね。
例えば、どのパソコンを買おうか迷っているなら「パソコン おすすめ」「パソコン 比較」などのキーワードで検索してみると思います。
そして検索行動によって欲しい情報は、自分に合うパソコンはどれか。
スペック的なこともそうですが、カフェで作業するのに向いてるのは? 軽くて持ち運びしやすいのは? 初心者向けなのは?といった自分の使用目的やシチュエーションにあったパソコンを知りたいと思っているはずです。
なので良質なコンテンツというのは、基本的には「ある問いに対してユーザーが望む(であろう)答えや問題解決の答えが書いてあるコンテンツ」を指します。
キャラクターや人間力で集客するタイプの人は、オピニオンやネタ記事を量産してもいいんですが、検索から集客をして、安定して売上を作れるサイトを育てたいのであれば、検索向けの記事も作っていかないといけません。
自分の書きたいことからスタートするのではなく、やるべきことはまず、ユーザーの「問い」を集めること。ユーザーニーズを知ることがスタートです。
ユーザーの「問い」の集め方
ユーザーが知りたいことや悩みを見つける方法はたくさんありますが、おすすめはこの2つです。
アクセス解析データを活用する
GoogleアナリティクスやSearch Console(サーチコンソール)といったアクセス解析ツールを使うと、ユーザーニーズをデータ上で見つけられます。
参考になるのは下記のデータ。
- よく見られているコンテンツ
- 検索キーワード
- サイト内検索のキーワード
一部のデータはアメブロなど無料ブログの機能でも確認できます。
これからサイトを作るからまだデータがない、アクセス解析ツールを入れていません、、、という人は、Google キーワード プランナーやgoodkeywordといった無料ツールを使ってリサーチをしましょう。
検索ボリュームの大きいキーワードや関連キーワードを集めるのに使えます◎
また、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトもネタの宝庫です。もう少し詳しい話はこちらの記事で書いています。
お客様の声を活用する
ネット上のデータは簡単に集められるので楽チンですが、ユーザーニーズを知るにはリアルの声も大事です。
- お問い合わせ、コメントや感想など
直接届いたメッセージは貴重なデータです。 - アンケートの実施
既存のお客様やメルマガ読者にアンケートを取れば、より購入に近い場所にいるユーザーニーズが拾えます。 - ツイッターアンケート
お客様がいない、少ない場合はSNSも活用できますね。
お客様から直接ヒアリングする方法とアンケート活用については以下の記事も参考にしてください。
優先順位を決めて記事を書く
データと実際のつながりから多くのユーザーニーズを集めたら、あとはそれぞれの「問い」に答える形で記事を書いていけばOK。
中でも、
- より多くの人が必要としている情報
- 狙ったユーザー属性が必要としている情報
を優先して記事に反映させていきましょう。
特に2がずれてしまうと、「アクセスはあるけど売上に繋がらない」になってしまうので要注意。
それから、情報発信では「鮮度」も大事です。提供するサービスに関連する最新のトピックやトレンド情報も、記事にしていきましょう。
ブログ記事は適宜アップデートを
更新頻度もSEOの評価対象になるので、記事を書いて終わりではなく、定期的に内容を見直してアップデートをかけていきましょう。
全ての記事のリライトが難しい場合は、人気記事やランディングページ(検索流入ページ)を優先して。
個人的な話ですが、わたしは更新日を結構気にしてみています。ネット上には誤った情報も多いので、なるべくそういった情報を避けるため、期間指定の「一年以内」でフィルターをかけて、最近公開or更新された記事を見るようにしています。
サイトの目的は忘れずに
記事を書いてアクセスが集まると、わーい!と嬉しくなるかもしれませんが、わーい♡で終わっては意味がありません 笑。
検索を意識した記事を書くのはリストや予約を獲得し売上につなげるため、ブログは目的達成の手段です。
アクセスアップが目的ではないので、目的と手段を間違えないようにしましょう。メルマガ登録やフロントエンド商品に繋げるリンクを配置するなど、導線の整備も必要ですよ。
まとめ
検索経由でブログを読んでもらうために必要な、ユーザーニーズの集め方と作り方のアウトラインをお伝えしました。
自分の書きたいことを優先して書いていた人や、きっとこんなことが知りたいに違いない!と勝手な妄想で書いていた人は、一度じっくり時間をとって、ユーザーの「問い」を集めてみてください。
自分の頭の中だけで考えると発想も思考の幅も狭くなってしまうので、意外なニーズや想定していなかった強いニーズを発見できるかもしれません。
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