顧客対応で消耗しない、理想のお客様を集めるために用意するべき3つのふるい

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こんなひとに来て欲しい。
こんなひとの役に立ちたい。
こんなひとのサポートがしたい。

自分のサービスを作るときには、必ず理想のお客様像を想い描くと思います。

よく、ペルソナを設定しましょうと言われますよね。

では、現実はどうでしょうか。理想のお客様に囲まれていますか?

・ドタキャンされる
・音信不通になる
・支払いが滞る
・謂れのないクレームを受ける
・依存される

こんなお客様に出会ってしまっていませんか?

もし出会ったことがあるなら、それは運が悪かったのでしょうか。
個人ビジネスとはそういうものなのでしょうか。

質の悪いお客様が来てしまうのは、あなたが理想のお客様「だけ」を集める姿勢を持っていないからです。

目次

お客様を選ぶ視点を持つ

以前、法人メインでお仕事をされている方から相談をいただいたときに「個人でやってるひとは支払い面で不安だから、個人相手のサービス提供は気が進まない。」という話しになったことがあります。

お金をなかなか払ってもらえないし、トラブルになることが多くて…と。

この話を聞いたときに、お客様選んでますか?

と聞いたんですね。

というのも、わたしは個人のクライアントさんが多いですが、今のところトラブルになったことはありません。

後払いでいいですよ、とお伝えしても、先にお支払いして下さる方もいるくらい。

予想通り、相談にいらしたクライアントさんの答えはNO。
「お客様を選ぶという視点を持ったことがありませんでした。」とおっしゃっていました。

トラブルなく仕事をするには、普段から「お客様を選ぶ」視点が必要です。

アメブロの起業女子界隈では、ドタキャンされた話、くれくれ星人への批判、クレームへの反論記事を見かけますが、それは個人クライアントがよくないんじゃなくて、誰でもクライアントにしてるそのひとに責任があります。

お客様は誰の商品を買うか選びますが、それは提供者も同じこと。

理想のお客様「だけ」に来てもらうようにしないと、こちらが疲弊してしまいます。

じゃあ、どうやってお客様を選ぶの?ですが、わたしが行っているのは以下の3つです。

金額でふるいにかける

手っ取り早くてわかりやすいのが金額です。

安易に安い値段にはしていません。

安い値段で申し込みしてくるひとに限って、

・料金外の内容まで平気で依頼してくる、無理難題を言いがち
・平気でドタキャンする

・メール返信など基本の礼儀がなってない
・そのくせクレーマーになりがち

といいことはひとつもありません。

これ系で消耗してるひとの話を聞くだけで、こちらも消耗してきます。。。

実績を作るため、テストマーケティングのため、モニターを募るため以外での安易な低料金は自分の首を締めるだけ。

安売りをやめるだけで、集まるお客様の層はガラッと変わります。

あ、だからと言って、価値のない商品を何十万、何百万でセールスするという話ではないですよ。

提供する価値に見合った金額、が大原則。

余談ですが、色んなお客様と出会う中で、お金を持っているひとほど「時間=お金」の意識が高い傾向があることがわかります。

ひとの時間を奪うことになんの感情も抱けないひとをお客様にすると、疲弊するのはこちらです。

発信内容でふるいにかける

普段の発信はお客様になって欲しくないひとをブロックするのにとても有効です。

わかりやすいのがオピニオン記事。

こんなひとはいやだ!

とダイレクトに発信するのもありですし、こういう価値観をもっています!と主張することで、反対の価値観を持つひとは来なくなります。

わたしの場合だとキラキラ起業女子に言及する記事はまさにお客様を選ぶ意図を持って書いています。

趣味で書いてるわけじゃないですよ 笑。

キラキラ起業女子はお客様にしたくないので。

これだけブログやメルマガでネタにしているので、おかげさまで1度も来たことないですが。

この方法は特に、優しい性格のひとにおすすめです。

違和感を感じても、せっかく興味を持ってくれたのに断れない、など対面で相手に強く出れないひとは、普段の発信でブロックしましょう。

何かに対して反対意見をいう、主義主張をすると叩かれるんじゃ、、、

と不安に感じるひとがいますが、大丈夫、誰もあなたのことをそんなに気にして見ていません 笑。

フォロワーが相当数いたりよっぽど尖った発信をしない限り、炎上なんて簡単にはしません。

それから、例えば講師業のひとで、ある程度のレベルのお客様を集めたいなら、専門用語をばんばん使って発信していくのもありです。

文章は小学生でも分かるレベルに…と言われますが、ターゲットによってはその限りではありません。

ペルソナ設定だけでは不十分。理想のお客様だけでなく、来て欲しくないお客様像も具体的にイメージをして、ふるいにかける発信をどんどんしていきましょう。

ビジュアルでふるいにかける

デザインは、みなさん意外と意識しない部分。

でも、デザインによるスクリーニングの効果も大きいです。

高級レストランや高級ホテルって、建物の佇まいも調度品も高級感、重厚感があるので一般人は気軽に立ち寄れないじゃないですか。

高級感や重厚感を何で受け取っているかというと、視覚ですよね。

ひとの外見に限らず、「ビジュアル」はとても大事。

同じ商品でも、ドン・キホーテに置いてあるのと百貨店に置いてあるのとでは、印象はかなり違うはず。

30万の高額講座を売ってて、講師が髪の毛ボサボサの生活感溢れるおばちゃん、手作りレベルのWebサイトだったら、講座の内容と価格を疑いますよね。

理想のお客様だけに来てもらえるよう、自分の外見も、Webサイトもチラシも、目に触れるものすべてを整えましょう。

わたしがやっているイメージコンサルやデザインは、どんなテイストが得意なのかビジュアルで伝わることで、得意な提案ができるお客様しか集まらなくなるので、ノーストレスで仕事ができます。

業種にもよりますが、デザインでもお客様の層はガラッと変わりますよ、ほんとに。

お客様を選ぶのはお客様のため

デザインにも得意なデザイン、苦手なデザインがあるので、苦手なテイストを依頼されると、リサーチにもデザイン作業にも、時間を要します。

でもいただくお金の金額は同じ。
実績のあるひとに頼んだ方がいいものができるかもしれない。

そうなると、お客様も自分も悲劇です。

依頼されたら苦手な分野でもやるというひとがいますが、苦手な分野って、そもそも知識が足りないからインプットからはじめないといけないですよね。

さらに実績や経験がないから、不安を抱えながらの仕事にもなると思います。

それって、お客様のためにも自分のためにもならないんじゃないでしょうか?

どうしてもあなたにお願いしたい!強い気持ちのお客様は別として、ほかの得意なひとに任せるのも手では?

さらに、インプットやリサーチの時間にもうひとりお客様を受けられるはずなので、仕事の効率という面でもよくないです。

「仕事の幅を広げる」明確な目的があるならいいけれど、毎回お客様のリクエストを何でも受けて、労働コストに見合わない料金をいただく…

そんなパターンに陥っているひとをよく見かけます。

お客様を選ぶのは、自分の身を守るだけでなく、お客様のためにもなります。

間違った商品を買ってしまわないように。

自分にとってもお客様にとってもベストを目指すなら、いらぬミスマッチを起こさないよう、3つのふるいをしっかり置いておきましょう。

理想のお客様だけを集める

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