自撮り写真、セミナー写真、誰かと撮った写真…。
こういう写真をブロクやSNSに載せる人、多いですよね。
ブランディングの一環、認知のため、集客のため、
コンサルタントに自撮りをUPしろと言われたから…。
わたしはこういったブランディングは積極的に採用していないですが、色んな人の自撮り写真などを見てると、「逆ブランディングになってない?」と感じることがしばしばあります。
職業柄、どうしても人の見た目に目がいってしまうんです。
それは美人かどうか、イケメンかどうか、じゃなくて(その視点もあるけど)、本当にブランディングとして機能してるのか?という点。
顔が見えないネットだからこそ、正体を明かすことで安心感を持ってもらう。
親近感をもってもらう。
結果、お申し込みにつながる。
という理論は分かります。
でも実際、FBを開く度に自撮り祭りになっていて、親近感をもつどころか嫌悪感を感じたり、そっとフォローを外すこと、ありませんか?
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逆ザイオンス効果を発揮してる写真がネットには溢れてる
繰り返し接することで、好意を持ったりや印象が高まる効果をザイオンス効果と言います。単純接触効果とも言いますね。
例えばCMなんかはそうですよね。
何度も繰り返し見ることで、その商品に親しみを持ったり興味を持ったりします。
恋愛においても、遠くの異性より近くの異性。
社内恋愛で結婚する人が多いように、接触頻度の回数は人間関係においてプラスになることは確かに多いです。
でもそれはプラスの印象を持ったとき。
「この人苦手だな」と思った人と何度も接触していると、接触する度に「やっぱり苦手だな」という気持ちを再確認して、それはやがて蓄積されてストレスになります。
SNSに溢れる自撮り写真も同じ。
マイナスの印象を与える写真を何度も見せられたら、「この人には絶対にお願いしないでおこう」という存在に変わります。
自撮りアプリで肌補正。
は当たり前になってるし、顔の造形は何度も撮り直して加工することでいくらでも盛れちゃいますけど、じゃあファッションは?
もうちょっと気をつけたらもっと印象良くなるのにな、と感じることが多いので、今日はイメージコンサルタントという立場から、最近見た写真の「損してるポイント」をファッションの視点からまとめました。
幸福感ゼロの地味系起業女子
季節柄、秋冬は着る服のトーンが全体的に暗くなりますよね。
グレー、黒、ブラウン、カーキ。
暗い色を着ていても、肌が透き通るほど白いとか、ヘアカラーが明るいとか、メイクに華やかさがあるとか、元々派手な顔立ちならいいです。
そんなに地味にはならないでしょう。
でも、全身ダークトーン。
髪の毛は黒で普通の肌色、メイクも顔立ちも地味。
なただの地味系起業女子。
なんで写真アップした?!
て思ってしまいます。
隣の人の華やかさにすっかり影が薄くなってる。
しかもそれで、
もし幸せを引き寄せるカウンセラーとかサービスにしてたら?
漂う幸せ感、ゼロですよ。
もったいない!!!
ベーシックな色は使いやすいし、着ると安心感があるのかもしれません。
だからプライベートで使うのは全然いいです。
でも写真を撮って載せるなら、もうちょうと華やかに見える、幸せそうに見える「色」をワンポイントでもいいから纏ってください。
それだけでポジティブな印象を残すことが出来ますから。
着太り起業女子
じゃあ明るい色を、ということで白やアイボリーを選んで着ている人。
持ってくると顔写りがいいから選んでいるんでしょうか?
うん。顔写りはいいかもしれない。
でも、、
太ってみえてますけど!!!
バストアップの写真ならいいですが、全身写真、引きの写真を載せるなら、顔写りだけでなくスタイル良く見えてるかどうかも確認してくださいね。
特に、上半身がしっかりしてる人が、
白のもこもこニットなんかを着た日にはもう。。。
別にぽっちゃりが悪いわけではありません。
むしろ、親近感を持ってもらうにはプラスに働く場合もあるかもしれません。
ただ、同じ明るい色を着るにしても、もっとスッキリ見えるファッションがあるのに、と残念に思ってしまいます。
時代遅れファッション起業女子
これは40代、50代の人に多いですね。
この年代の女性って、バブルを今だに引きずってるようなちょっと時代遅れの人と、見た目も時代に合わせて常にアップデートして生き生きしてる人との差が顕著な年代だと思います。
例えば、上品さを感じさせないヒョウ柄とか、レイヤーのたっぷり入ったちょっと前に流行ったようなヘアスタイルやメイク。
ターゲットが同年代で、同じようなファッションをしてる人ならいいです。
でも、若いお客さんはつかないでしょうね。
信頼感という面に置いては、一般的に若い子よりも年齢を重ねた人の方が選ばれやすいです。
若い子は頼りないと思われがちですからね。
でも、信頼できそうとおばさんぽいは違います。
前者は選ばれる理由になるけど、後者は選ばれない理由になってしまいます。
なんかおばさんぽいから話が合わなさそう。
感性が合わなさそう。
といった具合に。
だからといって、年齢に合わない若作りも同じくらい痛いので、無理しちゃってる感は出さないようにしてくださいね。
ファッション系の仕事でなければ変にトレンドを追う必要はないけれど、時代感は「見た目」にも必要だというのが持論です。
選ばれる女性起業家になるためのファッションまとめ
- 華やかさがあること
- 体の特徴を生かしたファッションでスタイル良く見えること
- 時代にあっていること
自分の写真を載せるなら、最低限この3つには気をつけてください。
女性の場合、清潔感のない人というのはあまり見ないけれど、地味な雰囲気で周りに埋もれている人や、体型の特徴を分かっていないばかりに服が似合ってない人、時代にあってないことでダサく見える人はよく見かけます。
自撮りアプリで肌を補正したり、ポージング、表情に気を配るのもいいですけど、自分の魅力を伝えるのにそのファッションで大丈夫?
痛い起業女子にならないために、お互い気を付けましょう。