ビジネスにおいてもプライベートにおいても「第一印象が大事」というのはどこでも言われていることです。
この第一印象は、「相手がはじめてあなたに接したときの最初の印象」を意味します。
ひと昔前は初対面のときに受ける印象を指すことが多かったですが、インターネットが普及している今の社会においては、ブログやHP、SNSから受け取る情報が第一印象になることも多いです。
特に個人ビジネスをしている人のほとんどは、ネット上で何かしらの集客活動を行っていますよね。
となると気をつけたいのが、ネット上での第一印象。
発信内容もさることながら、第一印象のなかでも影響が大きいのはビジュアル(外見)。
プロフィールアイコンや自撮り画像から感じる印象ですね。
売れているひとは自分の魅せ方がビジュアル面でも上手いです。
けれど一方で、このネット上での第一印象が良くても、リアルで対面したらがっかり。。。
というひとは少なくありません。
第一印象のプロフィール写真が詐欺すぎる
リアルで会ったらがっかりのギャップがなぜ起きるのかというと、SNSに載せている写真が盛りすぎているから。
今は簡単に加工ができる美肌アプリがたくさんありますし、キレイに撮れる自撮りレッスンなるものも巷にあふれています。
もちろん、キレイに魅せることはビジネスにおいてプラスに働くことは多いです。
憧れの対象となり、ファンがつくというメリットもありますよね。
写真を見て、「この人に会ってみたい」と思われることもあるでしょう。
でも、写真で見たあなたと対面したときのあなたが全然違ったら?
いい意味でのギャップ、リアルで会った方が魅力的♡だったらいいですが、加工しまくっていたり、何十枚、何百枚も撮り直した中で一番いい写真を載せているなら、リアルなあなたはその写真の何割のビジュアルでしょうか。
白く飛ばしすぎ、フィルターかけすぎ写真をよく見かけますが…。
プロに撮影してもらった写真でもそう。
同業のイメージコンサルタントやパーソナルスタイリストでも、よく聞きます。
「このひと写真と全然違うから」と。
内面やキャラクターがよければ外見のギャップは埋められるかもしれませんが、そうではないひとも居ますよね。
詐欺は写真だけではないと思われる可能性
写真を盛りすぎる傾向のあるひとは、自分を大きく見せるひとなのかな?と思われる可能性もあります。
商品やサービスも、実際の価値以上のことを謳ってるんじゃないだろうか。
お客様の声や実績も盛ってるんじゃないだろうか、と。
広告でも、「お医者さんにいかなくても◎◎をやればガンが消える!」のような誇大広告は、掲載取り下げになって消費者の信用を失います。
(「No.1」、「日本初!」などのキーワードを平気で使っているひとを見かけますが、ああいうのもダメですからね。)
なんでもよく見せればいいというわけではありません。
大切なのは、リアルでの外見力を磨くこと
写真はいくらでも加工が出来てしまうので、加工技術を磨くくらいなら、リアルでの外見力を磨きましょう。
それが、対面したときにがっかりされない最も有効な方法です。
ファッションやメイク、ヘアスタイルは、お金と手間を少しかければすぐに変えられます。
特に女性はメイクの力を借りれますし、垢抜けることは難しくありません。
写真だけでは伝わらない、立ち居振る舞いや話し方も大事。
それに、リアルでの外見力を磨いた方がリピーターにも繋がりやすいんじゃないですかね。
「なんだよ、アイコン詐欺かよ。」と思われたらリピーター獲得は難しいでしょうから。
プロフィールアイコンにおける正解
「写真にうつるなら少しでもキレイに」は、女性なら誰でも願うこと。
だからつい「美しさ」ばかり追い求めがちですが、ビジネスにおいては美しいかどうかよりも、「どういう印象を与えたいか」の方が大事です。
親しみやすさ、信頼感、清潔感、センスの良さ….。
意図したイメージを与える写真になっているでしょうか?
美人に撮れているかどうかばかり気にして、リアルと乖離しすぎていませんか?
美しさを追求するとリアルとのギャップが大きくなりすぎるので、わたしは必ず「アイコン詐欺になっていませんか?」と聞くようにしています。
ちゃんと、正直な意見をくれるひとに、です 笑。
その甲斐あってか、クライアントさんとはじめて会ったりスカイプを繋ぐと、「アイコンよりも実物の方がステキです。」と言ってもらえることがあります。(自慢ではなくて、ネットとリアルのギャップが大きくならないよう可能な限り気を配っているということ)
彼や友達に見せるのではなく、ビジネスで使うなら、詐欺クオリティーのプロフィール写真はマイナスプロモーションになります。
「意図した印象を与えられて、好印象だけど盛りすぎない」。
これがプロフィールアイコンの正解だと思います。
お客様と実際に会う機会のあるひとは、
アイコン詐欺になってない?
周りのひとに確認してみてくださいね。
よくある起業女子の仲間内では正直な意見を聞けないことがほとんどなので、忌憚のない意見を言ってくれるひとに聞くことをおすすめします。
初対面のお客様には、ネット上での印象と実物の印象が違ったかどうかを聞くのもお忘れなく。