ブランディング強化の第一歩は「色」選びから

こんにちは、斉藤です。

最近はアメブロやワードプレスのカスタマイズからチラシのデザインまで、制作案件を複数平行して進めているんですが、制作にあたってヒアリングをさせていただいたときに、イメージカラーを決めてるひとが少ないことに驚きます。

ビジネスを今からはじめるひとなら分かるんですが、すでにブログを運営していたり、ワードプレスを持っていても、何となく色を決めていたり、自分の好きな色を使っていたり。

企業やブランドの場合は、コーポレートカラー、ブランドカラーが必ずあります。

例えば、楽天といえば赤、Facebookといえば青が思い浮かびますよね。

色を見るとその企業やブランドが連想されるように、また企業のイメージを刷り込むために、ロゴや名刺、封筒、ホームページに至るまで、イメージの統一&強化をはかっています。

で、これ、個人で活動してるひとも必ずやった方がいいです。

ブランディング強化になるのはもちろん、ブログをカスタマイズする、ワードプレスを作るタイミングで考える、だと何となくや勢いで決めてしまって失敗に繋がりやすいので。

視覚情報の80%以上は「色」によって決まるといわれているほど、「色」の影響って大きいです。

第一印象を左右するので、集まるお客さんの層や、場合によっては売り上げやお申し込みにも影響します。

  • コンセプトに合わせた色
  • ターゲットの好む色

上記を意識してブランドカラー、イメージカラーを選んでください。

以下、それぞれの色のもつイメージや役割について解説していきますね。

「色」のもたらす心理効果

色の心理効果「緑」

コンセプトに合わせた色を選ぶ際には、それぞれの色のもつ心理効果を参考にしてもらうといいです。

わたしたちは普段いろんなものを見て記憶をしていますが、記憶をする際に「対象物」と「色」を結びつけてインプットしています。なので、物を見ることで色を連想したり、反対に色を見ることで物を連想したりしますよね。

例えば「森林」というキーワードで連想する色は「緑」ですし、反対に「緑」という色で「森林」をイメージするひとも多いと思います。

そしてその記憶から、緑を見ると森林→「自然」を連想したり、森林→マイナスイオン効果で「癒し」を連想したりします。

基本色のもつ心理効果は以下の通り。


連想されるもの:炎/太陽/血/リンゴ/イチゴなど
心理効果:暑い・暖かい・情熱的・行動的など

オレンジ
炎/太陽/夕日/ハロウィン/柑橘類など
暖かい・元気・陽気・明朗・若いなど


太陽/星/光/月/金/レモンなど
暖かい・若い・活発・元気・危険など


木/葉/自然/山/植物など
自然・安心・調和・生命力・平静など


空/水/海/湖/地球など
冷たい・慎重・信頼・沈静・知性など


紫外線/宝石/占い/ぶどう/スミレなど
高貴・高級・神秘的・神聖など

ピンク
桜/春/恋/美/美容など
幸福・愛らしい・愛情・若い・優しいなど

茶色
土/大地/樹木/泥/皮/コーヒー
安定・温もり・堅実・伝統・地味など


夜空/闇/雨雲など
冷たい・暗い・静か・重いなど


雪/紙/空気など
清潔・明るい・冷たい・冷静・静かなど

信頼感や知性をアピールしたいなら寒色系の色、幸福感をイメージして欲しいならピンクを選ぶ、という感じですね。

「色」の与える社会的なイメージ

色の社会的な役割

自然界にある色と言葉のイメージは、ほとんどのひとの共通認識ですが、色には社会的な役割もあります。

よく見かけるのは男性、女性を判断する色。

トイレの看板はだいたい男性→青(黒)、女性→赤ですし、ランドセルの色も昔は男の子→黒、女の子→赤でした。

こういった「色」の社会的なルールから、青は男性向けの色(男性の好む色)、赤は女性向けの色(女性の好む色)という認識をわたしたちはもっています。

また、日常でよく目にする信号は「赤・黄色・青」です。

信号の色から赤は「危険」、黄色は「注意」、青は「進む」というイメージも刷り込まれているんですよね。

なので、よく男性ビジネスマン向けのサイトでは青系の色が使われていますし、購入しないとあなたは損をする、のように不安を煽るランディングページでは黄色や赤が使われていたりします。

イメージカラーを選ぶときには、社会的な「色」の役割も参考にしてください。

 

ここからは余談ですが、社会的なルールが国や文化によって異なるように、同じ色でも意味が異なる場合もあります。

喪服の色でわかるように「黒」といえば今の日本では死を象徴する色ですが、中国やベトナムではそれが「白」だったりするんですね。

国や地域、文化によって社会的な色の役割は違うので、外国人向けのサイトやブログを構築する場合にはそのあたりの考慮も必要になります。

好む「色」は年代によって異なる

世代で変わる色の好み

それから、年代によって好む色は異なるので、この点も頭に入れておきましょう。

一般的には若い世代ほど鮮やかな色を、年齢を重ねるほど落ち着いた色を好むようになります。

例えば赤ちゃん向け、幼児向けのアニメや玩具、絵本は、鮮やかな色で色の違いがはっきりしたものばかりです。

小さい子には微妙な色を判別するのが難しいので、そういう色や配色になっているんですね。

アンパンマンもそう、トーマスもそう。

そして10代向け、20代向けの商品やWebサイトには、比較的鮮やかな色、ポップな色が使われています。

30代以降になると、年代とともに彩度を落とした落ち着いた配色の商品やサイトが多くなっていきます。

わたしは女性誌を見ることが多いんですが、ターゲットの年代と配色がリンクをしているので、比較をすると面白いですよ。

コンセプト、ターゲットに合わせたイメージカラー選定を

イメージカラーを決める際に参考になる、色のイメージと役割をまとめました。

ひとそれぞれ趣味趣向があるので、全てのひとが好む色はありませんし、色の見え方もひとによって異なります。

でも、ターゲットやコンセプトが明確なら、色選びはそんなに難しくないはずです。

競合とイメージカラーが被ると、間違えられたり印象に残らなかったりするので、業界でよく使われている色のリサーチはしておきましょう。

ぜひ、あなたのビジネス、あなたのサロンに合ったイメージカラーを決めてくださいね。

最後に、好きな色を選ぶというのだけは絶対にやめてください 笑。

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