ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)のローンチから考えるパーソナルスタイリストの未来

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テクノロジーの進化

こんにちは、斉藤です。

大手オンラインショッピングサイトのZOZOTOWNが、瞬時に身体のサイズを採寸できる画期的なボディスーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を発表しましたね。

先日の発表以来、SNSではこの話題に言及するひと、早速注文したよ~!とつぶやくひとで賑わっています。

見た目のインパクトや未来感もすごいですよね。
わたしははじめて見たとき、「やばい、ガンツやん!」と思いました 笑。

消費者目線でいうと、未知のモノへの興味でワクワクするんですが、ビジネス的な視点で見るとまた違った景色が見えてきます。

たとえば、アパレル販売員視点マーケティングコンサルタント視点だとこんな感じ。
立場によってそれぞれフォーカスしている点や切り口が違っていて興味深いです。

ということでわたしも、イメージコンサルタント、パーソナルスタイリスト視点から、ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)のもたらす影響を考えてみました。

目次

身体のサイズを一瞬で正しく測れる=骨格診断不要説

その人の骨格の特徴や脂肪の付き方を見ることで、似合うデザインや素材、アイテムを診断する「骨格診断」というサービスがあります。

「骨格診断士」を肩書きにしているひとはこのサービスをメインでやっているし、イメージコンサルタントやパーソナルスタイリストで骨格診断を商品に入れているひとも多いです。

最近は女性誌でよく特集されたり、専門書がでたり、結構人気の診断ですしね。

わたしも骨格診断をしていますが、たとえば首の長さや掌の厚み、身体の厚み、バスト位置や腰位置etc…を目で見て触って判断するんですね。

で、身体の厚みがあるから、ざっくりニットを着ると着膨れしますよ。とか、腰位置が低いのでハイウェストのボトムを選んでもらうとスタイルアップしますよ。などアドバイスをするんですが、

ZOZOSUITがあれば、似合う服が一発で分かるようになりません?

今でも、服のサイズを精密に測定できる3D体形測定器は存在していますが、それがもっと一般化するイメージ。

お金を払って骨格診断を受けなくても、ほんの一瞬で似合う服が分かってしまう。

むしろ、3タイプや4タイプにグループ分けをする骨格診断なんかより、もっと正確でよりパーソナルな提案が可能になりますよね。

そうなると、「あなたの骨格タイプはこれですー。」「似合うものはこれですー。」といった「似合うもの診断」に終始している骨格診断士やパーソナルスタイリストなんかは、まず真っ先に駆逐されます。

でも、スタイリングの提案がわたしの強みだし!

と思うかもしれませんが、そういった提案も、身体的な情報に加えて、ZOZOTOWNでの閲覧履歴や購入履歴、アンケート結果をもとに、個人の趣味趣向をデータ化して、おすすめのコーディネートをAIにしてもらう。

なんてことも全然できちゃいます。

診断と提案しかしていないパーソナルスタイリストに未来はない

正直、似合うもの診断とそれに基づく提案しかしていないパーソナルスタイリストやイメージコンサルタント、パーソナルコーディネーターは、廃業するか価格競争に巻き込まれるかのどちらかだと思っています。

特に診断に関しては、ひとの感覚に頼るよりデータ化できた方が正確性に間違いがありません。

ひとによる診断だと誤診の可能性も十分あり得るので。

骨格診断でのタイプの見極めが難しいです、結構迷うことがあるんですがどうしてますか?
と、同業のひとから相談を受けることがありますしね。

提案についても、コーディネートのポイントやトレンドをAIに学習してもらってそこに個人情報を適用すれば、精度の高い提案ができるようになるんじゃないでしょうか。

これからのパーソナルスタイリストに必要な資質

今回はわたしの周りで話題になっていたのでZOZOSUITをとりあげましたが、ZOZOSUITに限らず、個人で活動しているパーソナルスタイリストを脅かすサービスは日々登場&発展しています。

月額定額のファッションレンタルサービス「airCloset」なんかもそうだし、アメリカでは「Stitch Fix」のようなスタイリスト+AI型サービスもすでに人気があるみたいですし。

でも同業のひとたちを見ていると、あんまりこういう情報を積極的に収集しないですよね、ファッション系の起業をしてるひとも、それを教えている講師も。

テクノロジーもWebサービスも、日々どんどん進化しています。時代の流れにフィットさせていくのは当然のこと、むしろ、どんどん先を予測して変化して行かないと、長くは残っていけません。

アナログな業界とはいえ、情報の収集と時代を読む力は必須です。

この記事を読んでいる同業のひと、このニュースやこの流れをどう捉えていますか?

今のままでわたしは大丈夫!って自信を持っていえますか?

もし不安に感じるなら、今後の立ち回りは早めに考えて動きましょう。

テクノロジーの進化

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